Bluetooth で快適に音楽を聴く(APT-X LLとは?)

Bluetooth オーディオレシーバーの APT−X LL / 光出力有り / バッテリ無し モデルを

探してみると選択肢がとても少ないのでリストを作ってみた

 

バッテリ無しで選択肢が大幅に減り、光出力有りでさらに減るようだ

 

APT-X LL(Low Latency)はbluetoothオーディオコーデックの中で遅延が今のところ一番少ない(40ミリ秒程度)コーデックである

ゲームなどインタラクティブな操作の音をワイヤレス化するならAPT-X LLは必須である

 

光出力は機器の品質を気にしたくないためで、ノイズ対策とかも気にしだすとキリがないのでそれはD/Aコンバーター側におしつけておきたい

 

バッテリはなぜ無いほうが良いのかというと、充電時にノイズの発生源となったり、トラブル時にバッテリが切れるまでリセットできないなどがありうるためというのもあるが、

バッテリは劣化するのでモバイル用途でないなら無いほうが良いと思っている。

 

 

ラインナップにAPT-X HDやBLUETOOTH 5.0への対応や、アンテナ付きか否か、トランスミッター・レシーバー両対応がある

 

APT-X HDは48kHz/24bitをサポートしているので音がよく音楽を聴くのに向いているが遅延がそれなりにある(100ミリ秒程度の遅延)

 

BLUETOOTH 5.0対応は転送帯域が増えたがAPT-Xには全く関係がない。チップが対応しているという程度のもの。

 

アンテナ付きかどうかは送信距離や電波の安定度合いに関与する

 

トランスミッター・レシーバー両対応は設置替えなどで、あとで役割が変わる可能性があるのなら選んでもよいと思う

 

 

単にAPT-Xという規格もあるが48kHz/16bitをサポートしていて遅延も少ないほうではある(70ミリ秒程度の遅延)

 

余談としてSBCというどのBluetooth機器でもほとんど対応している規格があるが

これは遅延がおおきいので映像などで違和感が出てくる(200ミリ秒程度の遅延)

 

通常はAPT-X LLのものを選んでおけば問題は少ない。

 

 

 

 

USBオーディオとして認識するアダプタもあってこれは実質ノートPCやandroid tv、ゲーム機(PS4 、SWITCH)専用の送信機である

bluetoothにAPT-X LLの機能がなくてもこれで使えるようになる

OSからはUSBオーディオとして認識して音は勝手にBluetoothとして送信されるようだ

 

 

直接Bluetoothでつなげるヘッドフォンもある

Mpow h20はAPT-X LL には対応していないがBluetooth 5.0 / APT-X / APT-X HDなのでスマホとつなげるには良いモデルだ

 

OneOdio(one audio) A60はBluetooth 4.0 / APT-X / APT-X LLに対応しているので低遅延でよい

 

充電端子は両方ともmicro-usbである